植村牧場(奈良市般若寺)訪問と奈良公園散策

日  時:2017年9月28日(木) 9:00~16:30
場  所:植村牧場(奈良市般若寺)
参加者:28名

十三を9時20分にバスで出発して、奈良の植村牧場へ向かいます。
明治16年創業の4代目、黒瀬社長が笑顔で迎えてくれました。

30頭の牛を飼育し、一日1500本の低温殺菌牛乳を奈良ホテルなどに宅配しています。住宅街にあるので、糞尿はおがくずで処理、太陽熱で乾かして、近郊に肥料として出しています。その肥料で作った野菜を牛たちが食べています。
大学卒業されてから、普通のOLとなった黒瀬社長は、お父様が倒れられてから、牧場の仕事をすることになりました。牧場のことは何も知らなかったため、北海道の牧場で牛のおしり洗いをしながらの実習でした。

奈良に戻ってから、家族経営では人手が足りないので職安に求人を出しましたが、誰も来ません。頼まれて知的障がい者を雇いました。しかし、重度の知的障がい者は覚えるのに時間がかかり、問題行動を多々起こします。そのたびに「もう、だめ!」と職安や養護学級に掛け合いますが、そのたびに拝み倒され、結局、引き受けます。
 知的障がい者は心がやさしく、黒瀬社長はかれらを慈しんでるように見えました。また、障がい者も家に帰りたがらないくらい社長や仕事が大好きだと思いました。
今、働いている人は27人ですが、そのうち14人が障がい者です。世の中には器用な人、不器用な人、いろいろな人がいる。相手の人が劣っていると思ったら、手を差し伸べる。大変な毎日ですが、頑張っています。とお話しされる姿に強く心をうたれました。私たちも福祉を学ぶものとして、教えられることがたくさんありました。

牛舎2

いちず
レストランの名前 「いちづ」は河瀨直美映画監督命名、
仕事にいちづな障がい者、牧場にいちずな社長への思いが込められている。
「いちづ」の字は書家「紫舟」さんです。


昼食はレストラン「いちづ」です。奈良ホテルで修業されたコックさんによるランチは、本当においしかったです。また、ボリュームたっぷりのデザートも最高でした。
レストランのスペースの関係で2班に分かれて食事をしました。食事をしない班は牧場の前の花の寺として有名な般若寺や今年3月末に閉鎖され、2020年をめどに全国初の「監獄ホテル」に生まれ変わる旧奈良少年刑務所等を見学しました。

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sika irasuto
雨の上がった午後は奈良公園にて自由散策。大仏殿へ、興福寺へ、おみやげの物色。鹿とたわむれる人。各々に楽しんでおられました。
観光バスの多い事。外国の方の多い事。修学旅行生も多々見受けられ、グローバルな奈良公園でした。





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